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ザリッツカールトン日光 宿泊記

2021年GWにザリッツカールトン日光に宿泊しました。

日本にはリッツカールトンが2021年5月現在5つあります。(東京、大阪、京都、沖縄、日光)

その中でも最も新しいリッツカールトンがこの日光です。

2020年にオープンし、オープン当初から口コミの評判が非常に良いので行きたいと思っていたホテルです。

今回はマリオットボンヴォイのポイントを60,000ポイント使用して宿泊しました。

リッツカールトン日光のマリオットのカテゴリーは7となっており、通常時宿泊価格(約10万円)を考えるとポイント宿泊が非常にお得なホテルになっています。

オフピークならSPGアメックスの無料宿泊特典でも泊まれてしまうホテルです。

リッツカールトンについては私は京都のリッツカールトンにだけ泊まったことがあります。

その滞在も大変素晴らしい物だったので、今回の滞在もかなり期待して行きました。

その時の宿泊記も併せてご覧ください。

早速いつものように建築概要から行きましょう。

建築概要

建築主:東武鉄道

設計:日建設計

施工:東武建設

延床面積:13000㎡

階数:地上4階

東武鉄道が日光にマリオットインターナショナルを誘致した形で誕生したホテルです。

東武鉄道は東京~日光を結ぶ特急列車を運行しているため日光へ富裕層を呼び込みたいという思惑があったのでしょう。

実際、日光の旅館、ホテルの中で外資系ホテルはこのホテルのみで、新しくて高級なホテルに関してもここだけでしょう。

日光の宿はレトロな雰囲気の宿が多いですね。

ミーハーな富裕層は間違いなくこのホテルを選ぶと思いますので、素晴らしい開発だと私は思います。

設計は日建設計で、リッツカールトン京都も手掛けています。

日光の中でも奥日光と呼ばれる中禅寺湖エリアに位置しており、ホテルからは湖の景色を楽しむことができるようになっています。

日光の有名観光スポットである華厳の滝が歩いてすぐです。

もちろん行きました。

アクセス

いつもあまりアクセスのことについては書かないのですが、今回は非常に気になる点があったので書きます。

電車で行く場合、東武日光かJR日光駅からバスに乗ってリッツカールトン日光に行く必要があります。

リッツカールトン日光前というバス停があるのでそちらで降りれば良いです。

このバスが片道40分程度と遠く、途中いろは坂というヘアピンカーブで有名な坂を通りますので、乗り心地が悪いです。片道1150円です。

大きなキャリーバッグを持っていると苦戦すること間違いなしです。

私は何度もキャリーバッグが持っていかれそうになりました。(笑)

車で行く方は良いですが、電車で行く方は極力荷物は少なくして行きましょう。

シャトルバス走らせてください!

チェックイン

いろは坂で荷物を持っていかれそうになりながらようやくホテルに到着しました。

15時ごろです。

エントランスは意外とこじんまりしています。

床も壁も天井も石張りの厳かなエントランスです。洞のような感じです。

この鐘はチェックアウトの時鳴らしてもらえます。

入ってすぐのロビーは中庭をの望むゆったりと空間です。

ここでチェックインはしませんでした。

メインロビーです。

こちらではアフタヌーンティーをしている方などがいらっしゃいました。

リッツカールトンの館内の香りは本当に良い香りです。京都の時と同じ香りでした。

チェックインは奥のバーで行いました。

ウェルカムドリンクは贅沢にもシャンパンでした。これはおかわりももらえますので、飲みたがりな方は是非。

ノンアルコールのスパークリングもかなり上等な味でした。

チェックイン時のバーからの眺めはこんな感じです。

目の前が湖で素晴らしいですね。散歩している人がちらほら。

ゴールド会員としてのアップグレードですが、今回は一応一つアップグレードしてもらい、男体山ビューの最上階のお部屋にしていただきました。

もちろん湖側が良かったですが、ゴールドという弱小会員なので仕方ありません。

お土産品も売っています。

客室

広くて明るい廊下です。

ちなみに廊下はすべて駐車場側にあり、駐車場ビューになる残念なお部屋はありません。

422号室です。

客室は床も壁もとにかく木をふんだんに使った内装になっています。

靴を脱ぐスタイルになっていて、ゆったり寛ぐことができます。

広さは57㎡となっていてめちゃくちゃ広いです。

キングサイズのベッドがあっても、広いリビングスペースがあります。

バルコニーも備えられており、男体山が雄大にそびえている様が見られます。

バルコニーからの景観はこのような感じです。

ウェルカムスイーツとして栃木産のとちおとめが4粒おいてありました。

この箱が素敵ですね。

水回りもかなり広いです。

お部屋の約半分が水回り関係に充てられているため十分すぎる広さです。

お風呂が立派で、石張りの浴槽からは男体山が望むことができます。

真四角な浴槽ですが、180センチの私が入っても足が伸ばせました。

ヒノキの香りのバスソルトも置いてあります。

アメニティは洗面したの引き出しに入っています。

使い捨てとは思えないレベルの備品が置いてあります。

シャンプー類はリッツカールトンお馴染みアスプレイです。

ドライヤーはノビーの高級品です。

リッツ京都もノビーでしたね。

ミニバーエリアはこれでもかという充実ぶり。

コーヒー紅茶は無料ですが、ほかのものはお金かかります。(当然めちゃくちゃ高いです。)

特に注意してほしいのが、瓶に入った柿の種です。これ1900円しますからうっかり食べるとえらいことです。

ワインは3万円でした。(笑)

浴衣があります。

このホテルはレイクハウスというレストラン以外は浴衣移動OKになっています。

草履もあります。

ターンダウンサービスが終わるとパインとマンゴーのドライフルーツが置いてありました。

これは嬉しいおつまみですね。

夕食(The Bar)

中禅寺湖エリアは外でご飯食べるところがほとんどありません。

必然的にホテル内で食事はすることになると思います。

今回はお酒も楽しみたかったのでThe Barで食事兼晩酌をすることにしました。

バーはチェックイン時にも入りましたが、天井が高く、暖炉や壁に置かれた酒類が非常におしゃれです。

落ち着いた空間になっています。

お酒は限定カクテルのKegon fall(華厳の滝)を注文しました。

燻製の香りが付いた枡の上にカクテルが乗っています。

日本酒ベースのカクテルで非常に美味しかったです。

ただ、この升は演出なのでグラスは下に置いて楽しんでくださいとのこと。(笑)

おつまみはナッツ、オリーブ、ポテチです。

食事としてハンバーガーをいただきました。

人生で最も高額で美味しいハンバーガーでした。(4400円!)

和牛がパテに使われているとのことで、肉汁がすさまじかったです。

レストランもいいですが、バーで軽く楽しむのも良いものですね。

バーテンの方も丁寧で良い接客をしていただけました。

スパ、フィットネス

リッツカールトン日光の一つの目玉になっているのがリッツカールトン世界初という大浴場です。

リッツカールトンで大浴場なんて夢みたいな話ですが、実在しますので当然行きました。

スパエリアは別棟になっており、行くのに一旦外に出ます。

屋根はあるので濡れることはありません。

庭園を横目に向かいます。

立派なフィットネスジムが備えられています。

大浴場に行く廊下はものすごく雰囲気があります。

左官の壁ですね。

更衣室は非常に上質な雰囲気でした。

大浴場は撮影できないので、公式HPの写真を掲載しておきます。

大浴場は全面石が張られた厳かな雰囲気で、内風呂、露天風呂、サウナ、水風呂があります。

温泉が出ているのは露天風呂で、硫黄の香りがしっかりする白濁したお湯でした。

湯の温度がぬるめで私にはぴったりの温度感でした。

露天風呂からは男体山を望むことができ、優雅な時間を過ごせます。

このレベルの大浴場は初めての経験でした。

旅館のお風呂とはまた違った経験ができます。

大浴場のドライヤーはダイソンです。

温泉エリアにはこれでもかというくらいお水が置いてあるので、たくさん水を飲んでください。(笑)

お部屋のお風呂も素晴らしいので、大浴場に行かなくても満足はできるのですが、個人的には絶対行った方が良いと思います。

朝食

朝食がリッツカールトン日光の売りでもありますので、宿泊の際は是非食べてください。

朝食会場は混んでいるため、レストランだけでなく、ロビーラウンジでもいただけるとのことでそちらでいただきました。

朝食は一人7500円とホテルの朝食と考えても超高額です。

和と洋が選べますので私は和を、妻は洋を選びました。

どちらも木箱に入って出てきます。

食欲が湧く色鮮やかな盛り付けと贅沢な食材が非日常感を与えてくれます。

朝からお造りを食べるなんて初めてのことです。

ドリンクはジュース、コーヒー紅茶、牛乳をいただけてデザートもフルーツとプリン、パンナコッタなど食べきれないほどです。

パンも非常に美味しかったです。

一人7500円は高すぎると思いましたが、せっかくリッツカールトン日光に宿泊するのならば食べておいた方がよいでしょう。

チェックアウト

チェックアウトではなんとカードキーがもらえました。

ここのカードキーは木でできており素敵なので、よい思い出の品になります。

まとめ

総じて落ち着いた時間を贅沢に過ごすことができました。

1泊10万円するのも納得できる素晴らしいホスピタリティと施設だったと思います。

ただ、やはり今回はポイント泊だったので出費が少ないですが、ちゃんとお金払って泊まるのはサラリーマンには厳しいですね。

もし次泊まることがあればそれもポイント泊になるでしょう。

日光という場所も良いところで、全体的に雰囲気はレトロな街です。

その中でピカピカの超高級ホテルであるリッツカールトン日光に宿泊するのは何とも代えがたい優越感があります。

中禅寺湖もお部屋からは見えませんでしたが、しっかり観賞してきました。

総合評価

立地:★★★☆☆

ロケーションは良いですが、公共交通機関で行くのが大変です。シャトルバス求む。

サービス:★★★★★

リッツカールトンらしい抜群のホスピタリティです。

客室、設備:★★★★★

客室は文句なしで、大浴場も素晴らしい体験でした。

コスパ:★★★☆☆

普通に予約すると1泊10万円越えの価格設定はコスパが良いとは言えませんが、価格相応の体験はできると思います。

私が利用している予約サイト「Trip.com」は他サイトに比べてお得なプランが多数ありますので是非利用してみて下さい。

 

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