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THE LIVELY 大阪本町宿泊記(ザ・ライブリー)

一休より

2021年4月、THE LIVELY 大阪本町に宿泊してきました。

THE LIVELYというシリーズはライフスタイルホテルとして東京や福岡にも展開するホテルブランドです。

ライフスタイルホテルはここ数年の流行で全国的に増えてきた印象があります。

私も何度かライフスタイルホテルというカテゴリーのホテルに宿泊しているのですが、このライブリーは本当の意味でのライフスタイルホテルであると感じました。

ライフスタイルホテルの特徴はとにかく自由なことです。

カチッと決められたルールの中で滞在するのではなく、宿泊者自身が自分で好きなように滞在するのが特徴で、昔ながらのホテルでは当たり前のサービスを享受するだけの滞在ではなく、ホテルは場を提供するだけで後は宿泊者が好きなようにするというホテルです。

これが若者を中心に受け入れられて昨今のブームになっています。

私が過去に泊まったライフスタイルホテル系のホテル宿泊記を掲載しておきます。

ただ、これらはライブリーと比べるとやや従来型のホテルに近いです。

早速建築概要から行きましょう。

建築概要

建築主:プレサンスコーポレーション

設計:日企設計

施工:中川企画建設

延床面積:6220㎡

階数:地上14階、地下1階

プレサンスは近年ホテル誘致型の不動産事業も推し進めていますね。

集合住宅一辺倒ではない会社です。

立地は堺筋本町駅から徒歩ですぐです。1分くらいです。

本町エリアは梅田や難波ほど便が良いわけではないですが、駅チカなのは良いですね。

チェックイン

17:00ごろホテルに到着しました。

外観はおしゃれですね。よく見るとただの四角いビルなのですが、1、2階の大きな窓から見える内部の照明がムードを演出しています。

1階はレストランとなっており、ロビーは2階です。

エレベーターで2階に上がるとロビーへ向かう通路が光っており、ホテルの入場口のような演出がされています。

このホテルは17:00から18:00までビール飲み放題をやっていて、スタッフの方から

「ビールの見ながらチェックインしますか?」

と聞かれ即答で

「飲みます」と答えて2杯もいただいてしまいました。

ビール飲みながらチェックインというのは初めてで楽しい経験です。

超がつく高級ホテルに行くとウェルカムドリンクでスパークリングワインがもらえたりしますが、低価格ホテルでは中々ないサービスです。

ロビー横にはビリヤード台があって好きに遊ぶことができます。もちろんビール飲みながら遊んでもOKです。

ビールやスナックが売っていてすぐ飲食することができます。

客室

今回はスタンダードダブルというお部屋を予約しました。

廊下はシンプルな作りです。

客室ははっきり言って狭いですが、トイレ、洗面、シャワーが独立しています。

17㎡ということで単身向けな広さですが、カップルなら二人でも泊まれると思います。

全体的に新しさが感じられるので、貧乏くさい感じはしません。

テレビ周りのフレームなんかもお洒落だと思います。

コーヒーもあります。

このホテルは2階のロビーでコーヒーが飲めるにも関わらず部屋にもちゃんとしたドリップコーヒーがあります。

水回りは狭いですが、最低限のアメニティはそろっています。

バスタブはありません。

このホテルはバスタブ付きの部屋は1番ランクが高い部屋のみです。

湯船に浸からないとだめという人には厳しいホテルの設計ですが、私は家でも湯船に浸かることは少ないので問題ありません。

カフェスペース

2階にはカフェスペースが設けられており、このスペースは好きに使ってよいスペースでコーヒーメーカー、オーブン、電子レンジ、水が置いてあります。

仕事や勉強をするにも良いですし、コンビニで食べ物を買ってきてチンして食べることもできます。

何かオーダーしなければならないわけでもなく、本当に好きにしてよい空間となっています。

こういうのがライフスタイルホテルっぽいですね。

THE LIVELY KITCHEN

1階にはレストラン「THE LIVELY KITCHEN」があり、今回の滞在では夕食をいただくことにしました。

おしゃれな空間に仕上がっており、繁盛しているようでした。

ディナーコースは3500円の1種類となっていて、前菜、スープ、メイン、デザートとなっています。

3500円と考えると中々のラインナップではないでしょうか。

前菜です。

どれもおしゃれですね。

なんとテーブルに置いてあったメニューと内容が違います。その説明も特にありません。

ただ、損をしていることはないので気にせずいただきました。

どれもおいしいのですが、唯一左上のジュレだけは何食べているのかわからず、宇宙を感じました。

次はグリーンピースのスープです。

上にはフォアグラが乗っています。

何とも人を選ぶスープで、まずグリーンピースが嫌いな人が多い食材であり、その上でフォアグラまで乗っていますから、嫌いな人は一口も食べられない料理ですね(笑)

私はグリーンピースもフォアグラも好きなのでこのスープはおいしくいただけました。

しっかりグリーンピースの味がします。

メインのもち豚のローストです。

非常に柔らかくて美味しい料理でした。

しかし妻曰くこれは火が通りきっていないとのこと。

私は普通においしいと思いましたが、人によっては不安を感じる料理なのでしょう。

デザートは写真を撮り忘れてしましました。

総じて3500円なら私は満足できました。

店の雰囲気も良いのでデート向けですが、コース内容は万人受けはしないのであらかじめ内容を把握してから行くことをおススメします。

テラス

1階にはテラススペースがあります。

これも好きに使ってよいスペースとなっており、ドリンクなどの販売はなく個人的に持ち込む必要があります。

THE LIVELY BAR

コロナの影響で今回は閉まっていたのですが、ルーフトップ付きのバーがあります。

楽しみにしていただけに残念です。

公式サイトの写真のみ掲載します。

まとめ

THE LIVELY 大阪本町は総合的に非常にコスパが高いホテルだと思います。ビジネスホテルと変わらない宿泊料金にも関わらずおしゃれで共用部が充実しているので、仕事にも観光にも使いやすいと思います。

今回の宿泊費用は1泊2名1室で4500円でした。夕食代は一人3500円です。

Trip.comで予約したのですが、このホテルに関しては圧倒的にTrip.comからの予約が安いです。

今後もライフスタイルホテルは増えていくと思います。低価格路線ならこのホテルを参考に増えていくと良いと感じました。

総合評価

立地:★★★☆☆

駅チカではあるものの堺筋本町駅というのがちょっと使いづらいですね。

サービス:★★★★☆

スタッフの方の感じも良く、フリースペースもこまめに清掃されていました。

客室、設備:★★★☆☆

客室は狭いですが、清潔感があります。1人かカップル以外は広さ的に厳しいと思います。

コスパ:★★★★☆

安く泊まりたいけど味気ないビジネスホテルでは楽しくないという層にマッチするホテルです。

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