ハイアット系ホテル宿泊記ホテル情報

グランドハイアット福岡宿泊記

2020年9月、九州へ行く予定があったので前乗りしてグランドハイアット福岡に宿泊してきました。

グランドハイアット福岡は以前から興味があったホテルで、グランドハイアットという冠がついている割には宿泊価格がリーズナブルで、福岡を代表するシティホテルといて認知されています。

福岡には外資系ホテルは少ないです。

マリオット系はゼロ、IHG系はANAクラウンプラザがある程度、ヒルトンは福岡シーホークというのがありますが、少し街から外れています。

ということでグランドハイアット福岡は福岡市街にある外資系ホテルとしてほぼ1強といっても差し支えない状況です。

まずは建築概要から行きましょう。

私が利用している予約サイト「Trip.com」は他サイトに比べてお得なプランが多数ありますので是非利用してみて下さい。

 

建築概要

建築主:福岡地所

設計:ジョン・ジャーディ、各ゼネコン

施工:ゼネコン多数JV

階数:地下2階、地上13階

延床面積:234460㎡(キャナルシティ博多)

キャナルシティ博多という大型施設内に入っているホテルであるため、外観デザインはキャナルシティ博多の一部として調和しています。

このキャナルシティ博多は商業施設としても大規模ですし、ホテルもグランドハイアットとワシントンホテルの二つが入居しており、超大型と言って良い規模の商業建築です。

そのためホテル宿泊者の食事やショッピングといった利便性は高いです。

立地としては博多駅から徒歩15分程度で中州にも近く、博多名物の屋台街はすぐそこです。

ビジネス利用というよりも観光利用として非常に使いやすい立地であると言えます。

周辺の雰囲気について川側は少し小汚い景観ですが、博多駅側は新しい商業施設やホテルがオープンしており、清潔な街並みです。

グランドハイアット福岡の正門は川側にあります。

オープンが1996年であるため建物自体は新しいとは言えませんが、綺麗に維持修繕されていると言えます。

クラブラウンジやフィットネスもあるので宿泊する以外の楽しみ方もできます。

チェックイン

夜9時ごろ到着しチェックインしました。

ロビーは大型シティホテル感が強いシックな感じでした。

1フロア下にあるカフェラウンジはキャナルシティの噴水広場に面しておりとても天井が高い空間でライトアップされた噴水ショーを楽しめます。

スムーズにチェックインしてもらい、客室へいきました。

1階EVホール

荷物を持ってくれるとか、部屋まで案内してくれるとかそういうサービスはなかったです。

客室

廊下

今回は6階のクイーンルームでした。

EVから客室が結構遠かったです。建物的に縦長なので仕方ないですね。

廊下は改修工事が後回しになっているのかクロスが剥がれていたり粗が目立ちました。

カーペットはふかふかでキャリーバッグがあまり進みませんでした(笑)

客室
バーテーブル

客室の雰囲気は重厚感がありますが、やはり少し古臭い印象です。

壁の仕上げはダイノックではなくて本物の木なので高級感はあります。

最近は高級ホテルでも壁は一面真っ白のクロスとかはよくあるのでこれくらい木を使うと今っぽくはないですが、重みがあります。

ミニバー上の石やカーペットなど、使われている材料も質感は高いです。

バスルームとの間の壁は襖のような意匠ですが、開きません。

水回りはあまり見たことがない作りです。

かなりの鏡が張ってあり、シンクも硝子製でめちゃくちゃ掃除が大変そうです。

オシャレですけどね。

20年以上前のホテルなので、最近の箱型組立バスルームではありません。

これはこれでゆったりしていて高級感があります。

最新のホテルでもたまにはこういう在来工法のお風呂を作るのもよいかと思いました。

トイレの上にテレビがあるのですが、お風呂に入りながら見られるように付けたようです。

そこまでしてテレビ見たいですかね?(笑)トイレ越しって。。。(笑)

アメニティ類も充実していています。

アメニティを木箱に入れるのは上品で良いです。

ミニボトルのブランドはジュンジェイコブスというものでしたが、良い匂いでした。

ドライヤーはパナソニック。

可もなく不可もなくといったところです。

バスローブがあると高級ホテル感があってうれしいですね。

ミニバーは充実しています。

今回は利用しませんでしたが、あるとリッチな感じがしますね。

朝食

レストラン入口

朝食はザマーケットエフというオールデイダイニングでいただきました。

このレストランは全面改修を行ったようで非常に綺麗でモダンな空間になっていました。

和食
洋食
オムレツ

朝食はコロナの影響でプレートセットになっていました。

普段はブッフェだそうです。

私は洋食、妻は和食を選びました。

和食には博多の名物であるイワシ明太子がついていました。

洋食には特別博多らしい食べ物はありませんでしたが、十分な品数で満足しました。

最近感じるのはブッフェよりもこういうセットのほうが色んなものを少しずつ食べられるのが良いということです。

フィットネス

グランドハイアット福岡にはクラブオリンパスというフィットネスジムが入っています。

宿泊者も利用にはお金がかかります。

今回は利用しませんでしたが、ワールドオブハイアット会員で1000円+税だそうです。

クラブラウンジ

世界のグランドハイアットにはクラブラウンジが設置されています。

この福岡も例外ではないのですが、私が行ったときは改装中でした。

いつから営業開始なのかはわかりません。

まとめ

外観

グランドハイアット福岡宿泊記、いかがでしたしょうか。

立地もよく、ラグジュアリー感もあるので観光や特別な日に使いたいタイプのホテルです

ビジネスという点ではもっと博多駅に近いホテルのほうが便は良いと感じます。

今回はスタンダードな部屋に泊まりましたが、細かく部屋のグレードが設定されているので場面に合わせて選ぶことができます。

クラブラウンジやフィットネスも備えられているのでホテルでゆったりしたい時にもおすすめです。

宿泊料金もそれほど高くはなく、1泊1室で2万円程度で宿泊できます。

博多エリアのホテルは超高級ホテルはなく、このくらいの高級ホテルがいくつかあります。

その中でもこのグランドハイアット福岡はブランドで言えば一番格上感があるので、選択肢としては筆頭かと感じました。

もう少し客室に新しさがあると良いですね。改装に期待しましょう。

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総合評価

立地:★★★★☆

博多駅からは少し歩きますが、繁華街に近い点が良いです。大型商業施設併設なのも何かと便利。

サービス:★★★★☆

大型シティホテルらしいサービスの充実度です。

内装設備:★★★☆☆

築年数が経っているので内装や設備に少々の不満は出るでしょう。

コスパ:★★★★☆

2万円以下でグランドハイアットという冠が付いているホテルに泊まれるというお得感があります。

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