~東急建設~建設業界の企業解説

建設業界で一級建築士として働く私が、建設業界について噛み砕いて、そして率直に解説します。主要な会社については一社ごとに紹介します。

普通の就職活動ではわからない、各社の特徴や評判まで脚色ありまくりで書いていきます。

あまり信じてもらっても困るのですが、大枠は外さないつもりですので参考程度にはなるはずです。

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今回は東急建設について紹介します。

データは2019年度有価証券報告書に基づき掲載しています。

概要

社名

東急建設株式会社(東証1部)

ブランドメッセージ

Town Value-up Management

売上高(連結)

3314億円

経常利益(連結)

229億円

売上高の内訳

建築事業2588億円
土木事業706億円
不動産事業等18億円
合計3314億円

・開発事業比率(国内)0.5%

・土木事業:建築事業=1:3.6

社員数

連結2784人 本体2523人

平均年齢

45.8歳

平均継続年数

20.7年

平均年収

935万円

設立

2003年

有名なプロジェクト

・渋谷ストリーム

・渋谷マークシティ

・Q FRONT

・渋谷ヒカリエ

解説(ここからは私見が入ります)

渋谷に本社を置く準大手ゼネコンで、その名の通り東急グループの企業である。

特徴としては何といっても東急グループのつながりの強さで、東急グループからの発注が2017年度は25.4%、2018年度は13.2%と圧倒的な得意先である。

東急グループの主体ともいえる東急電鉄の路線のうちの一つ、東横線の始発駅が渋谷駅であり、古くから東急グループは渋谷駅周辺の開発に尽力している。

渋谷駅周辺の主要ビルは多くが東急の持ち物であり、その建設はグループ会社である東急建設が受注している形である。具体的にいうと渋谷ストリーム、渋谷ヒカリエ、Q FRONT、渋谷マークシティ、渋谷スクランブルスクエア東棟など、これらは東急グループの持ち物であり、施工は東急建設である。

駅もビルも通路も何から何まで東急建設施工といった具合である。

このように渋谷駅界隈は東急グループの力が圧倒的であり、東京の主要エリアを一つの完全に押さえている点は強い。大手5社も渋谷エリアに関しては受注高が東急建設には敵わない。

ただ、渋谷以外の地域でランドマーク的な建築工事を受注することはほとんどなく、東急グループのバックアップがないと大規模工事は受注できないのが現状である。

不動産事業はあまりやっていない。東急不動産という強力なグループ会社があるので、当然か。

関西圏での施工実績は非常に少なく、海外事業も土木工事を少しやっている程度で、東日本での仕事が中心となっている。

平均年収は準大手としては高水準。

渋谷で建設工事をしたいなら、東急建設一択であるので、渋谷大好きな人はぜひ入社を検討するべき企業である。

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