2022年3月、大阪出張でシェラトン都ホテル大阪に宿泊してきました。
もう大阪のホテルには相当宿泊したのですが、ここはまだでしたので泊まってみるかということで宿泊しました。
上本町という立地がイマイチなのと単純に古いということで敬遠していたのですが、2022年はマリオットのプラチナ会員になれた（去年400万円決済）ので朝食もクラブラウンジも付いてくる大阪のホテルということでシェラトンを選びました。
早速建築概要から行きましょう。
建築概要
建築主：近畿日本鉄道
設計：村野藤吾
施工：大林組JV
延床面積：66,200㎡
階数：地下１階、地上21階
上本町駅直上の大規模ホテルで1985年オープンでもう築37年ですね。
村野藤吾作品としてある程度は有名な建築です。
私は「有名建築家が手掛けた＝良い建築」だとは思いませんが、このホテルは古くなっても味があって良い建築だと思います。
特徴は外壁の波打ったファサードですかね。アルキャストパネルだそうです。
大阪に住んでいるわけでもなく、仕事で大阪に行く人にとって上本町は使いづらい駅ですね。
新大阪も遠いですし。
チェックイン
谷町九丁目駅から歩いて到着です。もちろん近鉄使う人は直結なのでそちらがオススメです。
エントランスのこのサインは良いですね。R曲面の石張りなんて素敵じゃないですか。
初めて来ているのでどこまで改装されているのかわかりませんが、思ったほど古い印象はないですね。
そこら中ピカピカ石張りなのはやはり古臭いと感じてしまいますが、状態はよく見えます。
少し早い時間でしたがチェックインできまして、アップグレードしてもらいました。
今回は改装フロアへのアップグレードで部屋の広さは変わらないようです。
全然OKです。
客室
客室はこんな感じで全面改装されていることがよくわかります。
家具も内装も改修されていますね。綺麗です。
床置きの空調などは時代の流れというか、そこまでは改修できなかったのでしょう。
広くはないですが、狭くもなく夫婦２人くらいなら十分な広さではないでしょうか。28㎡くらいですかね。
ミニバーもあります。
ケトルやコーヒーメーカーも改修で更新されているのでしょうか。新しいです。
水回りも改修されていますが、浴槽は取替えていませんね。
ここまでするなら取替えても良かったのでは？とも思います。ユニットなので大がかりという程でもないですし。まあこのへんは経営判断なので何とも言えません。
アメニティはシェラトン共通のもので安定感あります。
この価格帯では珍しくバスローブがあります。
ポイント高いですね。クローゼットも広いです。
客室は大きな不満はありません。
改修フロアであれば気持ちよく過ごせると思います。
クラブラウンジ
プラチナエリートなのでクラブラウンジが使えました。
17時以降はアルコールの提供もあるそうですが、夕食は外で食べる予定でしたのでティータイムのみラウンジには行きました。
飲み物は一通り何でも飲めますし、焼きたてのパンケーキも食べ放題でした。
ラウンジの面積がかなり広くて、50人くらいは入れそうな広さでした。
マダムがお茶をしていたり、新聞を読んでいる年配の方がいました。
私（30歳）より若い人はいませんでしたね。
アルコールが飲めるタイミングでも来たかったので、そこは残念です。
総合して満足度は高いラウンジだと思います。
朝食
朝食は和食か洋食でレストランが変わるのですが、悩んだ末和食にしました。
和食だと＋1000円/人追加で料金が発生します。
３階の「うえまち」というレストランで朝食です。
このいかにも和食屋さんという入り口が古き良きで雰囲気あります。
和食のセットで出てきます。
お粥か白米か選べますのでお粥にしました。
どれも美味しかったです。
まとめ
シェラトン都ホテル大阪宿泊記でした。
古いホテルなので多くは期待していませんでしたが、総合的に満足度高かったです。
１泊２人で15,000円くらいでした。
プラチナエリートならこの価格で朝食とラウンジ付くのも嬉しいですね。
とはいえ大阪にはこの価格帯でもっと新しくてアクセスが良いホテルが沢山あるのでマリオットユーザー以外がわざわざ泊まる理由もないかなと感じました。
ジムやプールもあるのでそういった用途が必要な場合くらいですかね。
建築好きな方にも一応需要あるかもしれません。
総合評価
立地：★★★☆☆
駅直上ですが、上本町駅は使いやすい駅ではありませんね。
客室、設備：★★★★☆
改修フロアは新しいので清潔です。未改修フロアはわかりませんが、相当古く感じると思います。
サービス：★★★★☆
何も困ることはありませんでした。良い接客です。
コスパ：★★★☆☆
このホテルはプラチナエリートならコスパ高いですが、ゴールド以下ならコスパは高くないでしょう。素泊まりで15,000円なら少し高く感じます。誰にでもオススメはしません。
