ゼネコンから転職

ゼネコンから転職するには?転職に成功する方法③

一級建築士ブロガーのTOMOです。

全国のゼネコンから転職したいと思っている人に私の体験談をお届けします。

前回の記事では転職活動を始める前に明確にしておくべきことについて述べました。

今回の記事では実際に私が内定に至るまでの道のりを解説します。

私の転職時の経歴

①章で私が転職を志した理由については解説していますが、そもそも私が何者かという点をまだ説明していなかったので、転職時の私のプロフィールを簡単に説明します。

私の経歴は

旧帝大→同大学大学院→スーパーゼネコン(5年)→コンサルティングファーム

となっています。

入社3年目27歳の時に一級建築士を取得し、29歳で一級建築施工管理技士を取得しています。

そして30歳になる年に転職しました。

ゼネコンでの5年間は主に大規模新築工事の施工管理をしていました。

この5年間で3回転勤をしており、かなり引越し慣れしております。

結婚を機に転勤も残業も多く、古臭い今の仕事からステップアップしたいと考え始め、転職活動を約3か月取り組み、転職に至りました。

何か特別なスキルがあるわけではないですが、ゼネコン施工管理出身者の若手という括りでは学歴も資格も充実はしていたと思います。

書類選考に応募した企業

②章で説明したように

・転勤がない

・顧客と直接やり取りする仕事であること

この二点を解決させることを最重要事項として志望企業を探しました。

ただ、やはり給料はあまり下げたくなかったのである程度経験が生かせる転職にするべきだとは考えていました。

私の場合はコンサルティングファームかデベロッパーに行きたいと考えていましたが、幅広く上記2点に当てはまる企業を探しました。

書類を提出した企業は以下の6社です。

・大手デべA(企画職)

・大手デべB(企画職)

・コンサルA(建設業界系のポストあり)

・コンサルB(未経験分野)

・オフィス仲介会社

・不動産運用会社

デベロッパーとコンサルを2社ずつとその他に条件的に良さそうだったオフィス仲介会社と不動産運用会社も受けてみることにしました。

面接に進んだ企業

書類選考に応募した企業の内、面接に進んだ企業は

・コンサルA

・オフィス仲介会社

・不動産運用会社

の3社でした。

デべの壁は厚かったです。

前の記事にも書いていますが、デべ企画職の中途採用は超激戦なので基本は受からないと思った方が自分のためです。

中途採用の書類通過率は一般的に30~40%と言われているので私の場合は通った方だったとは思います。

コンサルBは未経験可と募集要項にあったのですがダメでしたね。

これはもうゼネコン出身者は要らないと思われていたとしか考えられなかったです。

この3社になった時点で第一志望はコンサルAになりました。

建設分野があるということで志望度が高く、年収も下がらない様子だったのでコンサルAなら転職したいと思いました。

選考が進んだ順番は

不動産運用会社→オフィス仲介→コンサル

の順でした。

これは意図的にこの順番にしました。本命のコンサルの前に2社面接を受けた方が場慣れできるかと踏みました。

これら3社の面接のやり方は

不動産運用会社→面接2回

オフィス仲介会社→面接3回

コンサル→面接3回

でした。

面接結果

結果は3社とも内定が出ました。

不動産運用会社は面接2回だったため他の2社と比べてかなり早く内定をいただきましたが、コンサルが本命だったので、辞退しました。

オフィス仲介とコンサルはほぼ同時期に内定が出たので、コンサルを選びオフィス仲介は辞退しました。

面接では

転職理由、志望動機、これまでの経歴の強みや弱みなどを言語化して準備しており、しっかり受け答えが出来ました。

面接では聞かれることは概ねどの会社も大きくは変わらないので、準備しておけば当日戸惑うことなく受け答えできるはずです。

転職先の待遇

コンサルAは待遇面では非常に優遇していただけたと感じています。

年収50万円増で30歳にしていきなり管理職というオファーだったので驚きました。

年功序列が強烈なゼネコンではありえないポジションです。

ゼネコンとの大きな違いは年棒制であることと、完全コアタイム制であることでした。

出社時間は人によってバラバラで、最近はコロナで出勤率は50%切っているとのことでした。

ゼネコンにいるとそんなんで仕事回るの?と思うのですが、回っています。

今回の転職では企業側のニーズと私の経歴がドンピシャでハマったため、満足のいく転職になったと思っています。

少しでもズレると転職者は何かを妥協しなければならなくなるでしょう。

③章まとめ

私の転職時の具体的な内容をお伝えしました。

個人的な転職相談も受け付けています。

Twitterからご連絡ください。

また、その他にも役立つ記事を書いていますので、ぜひご覧ください。

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