ゼネコン

ゼネコンに就職するなら?現役ゼネコンマンがオススメする企業ランキング!

一級建築士ブロガーのTOMOです。

・ゼネコンに就職したいけど、どの企業も違いがよくわからない!

そんな考えを持つ就活生や転職者に向けて、現役ゼネコンマンである筆者が個人的におススメするゼネコンランキングを作成しました。

何を隠そう私も就活生の時に各ゼネコンの違いなんて分かりませんでした。

「とりあえずスーパーゼネコンでしょ!」

という感じで自分の人生を決めてしまいました。

人生で非常に大きな決断となる就職において事前に生の声を得られるように今回の記事を書いています。

それぞれメリットデメリットも併せて記載しますので、ご確認いただければと思います。

前提条件としてゼネコンはどこも残業時間は長いので、ワークライフバランスという観点は今回は取り入れていません。

主要ゼネコンの基本情報は以下の記事にまとめてありますので是非ご覧ください。

第5位 長谷工コーポレーション

まず第5位は長谷工コーポレーションです。

長谷工コーポレーションは準大手ゼネコンという位置づけではありますが、準大手の中でも売上が大きく、近年成長しているゼネコンです。

メリット:マンション特化で営業利益率が高い

長谷工はマンション特化型ゼネコンです。

昨今の不動産価格の高騰に合わせてマンション建設は各都市で盛んになっています。

今めちゃくちゃマンションは売れています。

そんな情勢の中ですからマンション特化型ゼネコンである長谷工コーポレーションの業績は全ゼネコンで比較しても抜群です。

スーパーゼネコンの営業利益率が概ね5~6%で推移しているのに対して長谷工は9~10%で推移しています。

長谷工は本当にマンションの入札案件強いです。

マンションしかやっていないので、工事価格も抑えられ、設計も手間を食いにくく、安定して仕事を勝ち取っています。

給料もスーパーゼネコンより若干少ない程度で高水準です。

デメリット:何十年もマンション建築をやる覚悟をする必要がある

長谷工のネックは強みでもあるマンション特化型というところです。

ほとんどの建築系学生はマンション建築があまり好きではないと思います。

プレ〇ンス系を始めとするどこで建てても同じデザインの建築が許せないという感覚を持つ学生が多いです。

建築が好きな人ほどマンション建築が嫌いな傾向があります。

設計でも施工でも長谷工に入れば仕事と割り切ってひたすらマンション建築をやり続ける必要があります。

その分プロフェッショナルにはなれますが、多様性のある建築技術者にはなれないかもしれません。

長谷工の記事も併せてどうぞ。

第4位 奥村組

第四位は奥村組です。

奥村組は中堅ゼネコンといった立ち位置でゼネコンとしての規模は他社比較ではそれほど大きくありません。それでも4位に選んだのには理由があります。

メリット:年収が高く、出世競争に勝ちやすい

奥村組の平均年収は2019年度952万円と中堅ゼネコンでありながら準大手以上大手未満の給与水準です。

ここ数年の経営状況がよく、ボーナスを従業員にかなり還元していると考えられます。

中堅ゼネコンなので大手5社や準大手ゼネコンよりも入社難易度は低く、簡単に高い給料をもらえる会社と捉えることができます。

さらに入社難易度が低いということはライバルとなる同期に優秀な人材は少ないということでもあるので、大手5社で出世するより遥かに出世難易度は低いと思われます。

高学歴(旧帝、早慶以上)で出世願望が強い学生におススメの企業です。

デメリット:大規模現場は少なく、知名度的な世間体を気にするならイマイチ

奥村組の規模では駅前の再開発や超高層ビルなどのランドマークとなるプロジェクトには携わることがあまりできません。

大規模開発は建設業の一種の醍醐味でもありますが、諦めなければなりません。

また、世間体を気にするのであれば知名度もあまりないのでイマイチかもしれません。

ただ、ゼネコンはスーパーゼネコンでも合コン受けは悪く、そこに所属すること自体がステータスになるような企業はないので建設業を選ぶ時点で世間体という観点は気にする必要がないと思います。

奥村組の記事も併せてどうぞ。

第3位 大林組

第3位は大林組です。

ここでスーパーゼネコンが登場です。

メリット:売上高は業界最高峰で、海外比率が高い

大林組は2019年度の売上高が業界1位で2020年度は2位となっており文句なしで建設業界のトップ企業の一つです。

売上の海外比率も20%を超えており国内需要に頼るビジネスモデルではないため、今後も大きく経営悪化することはなさそうです。

超大企業であり、平均年収も1000万円を超えることから建設業界で働く上で大きな不満もでないでしょう。

退職率もゼネコンの中では低いので安定して働ける企業であると言えます。

デメリット:巨大企業だが体育会系の社風

ゼネコンはどこも体育会系で上司の言うことは絶対という雰囲気がありますが、大林組はスーパーゼネコンの中では体育会系の色が強いです。

現代の若者は頭は良くても根性論は苦手な節があるので、これほどの大企業でも古臭い体質を体験をすることにアレルギーを持つ人もいるかもしれません。

また、一級建築士などの資格取得に対する研修の手厚さが他のスーパーゼネコンと比べて弱い印象があります。

大林組の記事も併せてどうぞ。

第2位 竹中工務店

第2位は竹中工務店です。

スーパーゼネコンの一角ですが建築特化型で非上場であるという特徴的なゼネコンです。

メリット:低い離職率と穏やかな社風

竹中工務店は全ゼネコンの中でも群を抜いて離職率が低い企業です。

2017年入社社員の3年以内離職率は3.4%と全企業で見ても低い水準です。

激務と言われる建設業でこの離職率をキープする背景には手厚い社員研修や穏やかな社風が挙げられます。

竹中工務店に入社すると1年間は寮で同期と生活しますので、普通の企業と比べて同期間の絆が強く、低い離職率に繋がっていると思われます。

ゼネコンにも関わらず社員が穏やかであることは業界内でも有名な話です。

給料も平均年収で1000万円を越えていますので安定して働きたい人にお勧めできます。

デメリット:在阪企業である点と古臭い体質

竹中工務店は在阪企業であり、大阪ではナンバーワンですが東京では苦戦しています。

東京で仕事をしたいと考えているのであれば他社の方が仕事がしやすいかもしれません。

創業400年を超える老舗企業ですので古臭い企業体質になっており、新しいチャレンジには消極的で昇格スピードも他社と比べて遅い印象があります。

ビジネスマンとしてバリバリ成長したいと考えるのであれば避けた方が良いかもしれません。

竹中工務店の記事も併せてどうぞ。

第1位 鹿島建設

第1位は鹿島建設です。

建設業界では個人的に最も良い企業だと考えています。

メリット:業界最高の事業規模と給与水準

鹿島建設は2020年度の売上高が業界トップです。(2位は大林組)

建設業界のリーディングカンパニーであることは間違いないです。

給与水準が全ゼネコンで最も高く、平均年収は1100万円を唯一超えています。

単純に給料が良い会社に入社するという観点では鹿島建設が最適です。

建築、土木両事業とも堅調な売上を上げており、海外比率も高く、事業安定性も申し分ありません。

社員研修も充実しており、私が知る限り全ゼネコンで最も一級建築士資格取得に対して手厚い研修が用意されています。

デメリット:30代までは転勤が多い

鹿島建設のデメリットは少ないですが、強いて挙げるなら転勤の多さです。

現場系の社員に限定されるのですが30歳ごろになるまでは会社の方針として様々な勤務地を転々とします。

他のゼネコンは所属の本支店が1、2年目で決まり、本支店を跨ぐ転勤は少ないですが鹿島建設は積極的に転勤させる方針です。

早く結婚したい人や、特定の土地に強い愛着がある人は避けた方が良いかもしれません。

鹿島建設の記事も併せてどうぞ。

最後に

私の業界経験をもとに就職におススメのゼネコンをランキングで記載しました。

建設業界は正直言ってアナログで激務な業界ですので、そもそも志望しない方が良いと個人的には考えているのですが、建設業界に入りたいと熱い想いを持った方の参考になれば幸いです。

このランキングを見ると「残りのスーパーゼネコン2社はダメなの?」という感想が生まれるかも知れません。

個人の印象として清水建設と大成建設は社員が粗暴で高圧的なイメージがあります。

もちろん全員がそうではないと思いますが、昔ながらの建設業の悪い部分がかなり残っている印象を受けていますので、ランキング圏外としました。

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