2020年10月大阪へ遊びに行くことになったので、Gotoキャンペーンを使ってインターコンチネンタル大阪に宿泊してきました。
インターコンチネンタル大阪は抜群の立地とスタイリッシュで上質な空間が評判でしたので、一度泊まってみたいと思っていました。
インターコンチネンタルというと世界的ホテルチェーンIHGグループの看板ブランドで、高級ホテルとして世界中に展開しています。
IHGグループの記事もありますので、興味があればご覧になってください。
インターコンチネンタル大阪はグランフロント開業と同時にオープンしたホテルで、うめきた1期再開発で建った4つの高層ビルの駅から見て3番目のビルに入っています。
複合型高層ビルの高層階に高級ホテルが入るパターンはここ10年くらいのトレンドになっていて、東京では当たり前ですが大阪でもそこそこあります。
大阪都マリオットやコンラッドがそうですね。
やはり都市部の高級外資ホテルに夜景というのは必要になってくるのでしょう。
早速建築概要から見ていきましょう。建築概要はグランフロント大阪のものになります。
建築概要
建築主:NTT都市開発、大阪駅北地区開発特定目的会社、積水ハウス、などなど多数
設計:日建設計、三菱地所設計、NTTファシリティーズ、大林組、竹中工務店
施工:大林組、竹中工務店
階数:ホテル部はタワーC1~4、20~32階
インターコンチネンタル大阪は大阪駅エリアを代表する大規模再開発であるうめきた1期で完成したグランフロントに入居している唯一のホテルです。
これくらいの規模の再開発になると事業者も設計も施工もどこがどこをやったのかよくわかりません。
グランフロントは大阪駅直結で地下でもつながっているので、とてもアクセスが良いです。
インターコンチネンタル大阪が入るタワーCは北館であり、北館は地下ではつながっていないので地上の連絡通路を通ってアクセスすることになります。
うめきた開発は2期がそろそろスタートするので、より一層注目エリアになっていきます。
大阪駅界隈の高級ホテルはリッツカールトン、ウェスティン、新阪急、ヒルトンなどがありますが、アクセスでいうとこのインターコンチネンタル大阪が一番大阪駅からは行きやすいかもしれません。特にJRからのアクセスが抜群です。
チェックイン
グランフロントからアクセスするときのエントランスです。
石張りの立派な構えです。ガラスが黄色くなっているのはわかりやすくゴージャスな感じを出すためでしょうか。
ロビーは20階で、1~4Fはカフェや宴会場、ウエディング会場になっています。
ロビーからはうめきた2期エリアが見渡せます。スカイビルなども見えます。
内装はかっちりした高級ホテル路線ではなく、明るくスタイリッシュな雰囲気です。
私はこういう内装は非常に好みで、赤や黄色、青といった差し色を使う遊び心がある方が滞在がワクワクします。
少し前のホテルだと、高級ホテルというとゴリゴリの西洋風であることが多く、私はそれが嫌いなのですがこのホテルはモダンな内装で好みです。
七福神に縞模様が施されています。意味はさっぱり分かりませんが、こういうよくわからないアート作品というのは宿泊者間やホテルマンとの話のタネになるので美術館的要素が相まって良い空間になります。
かなり分厚い石の壁と謎の置物です。
石の隙間からバーが見えるようになっていて空間的に分断しない工夫がされています。
チェックインはGotoの影響で混むかもしれないと思ったのですが、待つことなくスムーズにいきました。
今回はシティビューの部屋にアップグレードしていただけました。ラッキーです。
客室フロアに行くEVへ行く途中にはこの大きな熊がいます。
この熊はいろんなところで見るのですが、どういうものなのでしょうか。
こんな大きいやつは初めて見ました。
ホテルのロビーにこういうのがあると不思議な感覚になりますね。
客室
廊下はロビーに比べると暗くて落ち着いた雰囲気です。
BGMが流れているのは珍しいと感じました。
今回は2420号室です。
部屋の第一印象は広い!ということです。
おそらく50㎡くらいかと思いますが、キングサイズのベッドを置いて余りある空間があります。
ベッドからテレビの距離が遠くてもっと大きなテレビが良いと思いました。
内装は赤めの木を基調とした和モダンな雰囲気です。
デスクにくっついている大きな石には驚きました。唐突と言えば唐突な石なのですが、不思議と変な感じはしませんでした。
夜景も綺麗で、このホテルは東西面の眺望が良いホテルです。今回は東向きの部屋で綺麗に大阪の街が見えました。
南北面は同じグランフロントのビルがそびえ立っているので、そこまで景色は楽しめません。
インターコンチネンタル大阪の客室の1番の特徴はお風呂だと思います。
お風呂場と客室がガラス1枚とスモークガラスの引き戸で仕切られています。
ベッドゾーンと行き来もできていしまいます。
もちろん部屋から見えなくもできるのですが、デザイナーは部屋と風呂を一体的に使ってほしいと考えて設計したのでしょう。
風呂にはわざわざテーブルまでついていて、風呂に入りながらお酒でも楽しむ想定になっていると考えられます。
賛否ある設計かと思いますが、私は高級ホテルに泊まるのであれば非日常的な体験がしたいと考えるので、この設計には賛同します。
実際に風呂でワインを飲みました(笑)
洗面は石張りでスタイリッシュです。
洗面を二つ設置もできたと思いますが、1個で余白が大きいのは使いやすいです。
アメニティも充実しています。
ドライヤーは普通でした。もう少し良い物でもいいのでは?と感じました。
ミニボトルはインターコンチでよく使われているやつで、良い匂いでした。
ミニバーエリアは非常に充実しており、食器は多くコーヒー紅茶もふんだんでした。
特にTWGの紅茶が8杯分も用意されているのは驚きました。
こんな大きいWICが備えてあり、分厚いバスローブがあります。
私はこんなクローゼットは必要ありませんが、世の中にはこれくらい必要な方もいるのでしょう。
トイレのポイントは石の巾木ですね。ぐっと高級感が上がります。
ただ、ガラスがするガラスなので用を足すシルエットは外から見えます。見えてもいいでしょう、おしゃれなら。
客室は総合的に広さとインテリア、眺望に非常に満足しました。
ケチつけるとしたら、ドライヤーがビジホレベルなのと、テレビのサイズくらいでしょうか。
ジム、プール
宿泊者は無料でジムとプールを使用できます。
4階に位置しており、客室から行くには一旦ロビーを経由してEVを乗り換えます。
受付をし更衣室に案内されます。
貸し切りだったので写真を撮りました。
何より驚いたのは大浴場の上質さです。
都市型外資系ホテルのお風呂はおまけみたいなイメージですが、かなりしっかりした大浴場です。
お風呂を売りにするホテルでもこのクオリティは中々ないです。
更衣室にはリラックススペースもあってゆっくりできるようになっていました。
プールは大きな窓が一面にあって自然光が差し込む明るい空間でした。
ジャグジーもあって非常に広いプールです。
フィットネス色が弱めでリゾート感が高いプールでした。
写真に写っている金色の壁には水が流れています。
ジムは今回行っていないので写真はありません。
朝食
朝食は20Fのレストランでいただきます。
朝食の写真はあまり撮っていません。
ビュッフェ会場で写真を撮りまくるのは気が引けます。。。
朝食はビュッフェ形式+卵料理とコーヒー紅茶はオーダー制というスタイルでした。
かなりコロナを意識しており、全員手袋を着用して食事を取ります。
この朝食は大変満足しました。
特にアイスティーです。インターコンチ大阪オリジナルブレンドらしいのですが、人生で最も美味しいアイスティーだと思いました。
しかも飲み放題だったので3杯飲んでしまいました。(笑)
それとパンが絶品でした。
朝食だけでも利用したいと思うクオリティでした。
まとめ
インターコンチネンタル大阪宿泊記いかがでしたでしょうか。
今回はGotoキャンペーン使って1泊2人で2万円くらいでしたので、かなり安く泊まれたと思います。通常だと1泊5万くらいは平気でします。
大阪のホテルではトップクラスのアクセスとスタイリッシュさが素晴らしいホテルでした。
お金に余裕があれば梅田エリアでは真っ先に候補になるホテルだと思います。
昔ながらのザ・高級ホテルという西洋感を求める人は梅田ではリッツとかウェスティンのほうがいいかもしれません。
私の中で大阪で一番泊まってみたかったホテルでしたので泊まれて非常に満足です。
私は名古屋に住んでいますが、名古屋にこういうオシャレ路線の大型高級ホテルはないです。宿泊してみて大阪と名古屋の都市としての格の差すら感じさせる体験でした。
総合評価
立地:★★★★★
大阪駅から直接行けるため立地としては抜群です。
サービス:★★★★★
最高級ホテルとして期待するサービスを受けることができます。
客室、設備:★★★★★
広く清潔で遊び心もある客室です。文句なしです。
コスパ:★★★☆☆
通常時はかなり高いのでここぞという時の宿泊をおススメします。
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