2020年3月、お忍びで京都旅行に行きました。
そこで泊まったのが今回紹介する翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都です。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都は京都嵐山に位置する、純和風な歴史ある建築をリノベーションした高級ホテルです。
歴史ある旅館のような面構えをしていますが、ラグジュアリーコレクションというマリオット系のブランドです。
つまり外資系ホテルです。
見てくれは旅館でも中身はしっとりとした高級ホテルです。
こういうのもお洒落でいいんじゃないでしょうか。
このホテルのプランとして凄いのが、宿泊者全員にシャンパンディライトというカフェでシャンパン飲み放題サービスがつきます。
酒飲みの私にはたまらないサービスです。
まずは建築概要をみましょう。
建築概要
建築主:森トラスト
設計:竹中工務店
施工:竹中工務店
延床面積:3000平米
客室:39室
森トラストの誘致事業なんですね。
外資系の高級ホテルはインテリアではデザイナーを雇うことが多いのですが、この翠嵐はインテリアも竹中工務店だそうです。
独特の建築なので、設計からインテリアまで一括で信頼したということですね。
施工系の私からすると英断です。森トラストやりますね。
宿泊価格はかなり高めです。普通に予約するとスタンダードな部屋で6万から9万円といったところでしょうか。
人力車での送迎
お金は奮発しましたので、期待に心躍りながらJR嵯峨嵐山駅に午後3時到着しました。
翠嵐で宿泊の予約をすると人力車で駅から送迎してくれるというサービスがつきます。
せっかくなので、JR嵯峨嵐山駅からお願いしていました。
人力車というものに乗ることが初めてで、段取りはわかりませんでしたが、丁寧に説明を受けて乗車。そして記念写真をパシャリ。
翠嵐までは約15分程度で、人力車を引く体格のいいお兄さんと下らない話をしながらホテルに向かいました。
晴れていて素晴らしい思い出になりました。普通に乗ると4000円みたいです。サービスでなかったら乗っていなかったので良い機会でした。
チェックイン
翠嵐に到着し、門にいるホテルマンに荷物を預けチェックインに向かいました。
やはりロケーションは素晴らしいです。目の前には桂川が流れ対岸には嵐山がそびえ立ちます。
紅葉の時は凄いでしょう。
そのときはホテルの値段も凄いでしょう。
門からロビーまでいかにも日本庭園といった小道を通ります。
ロビーに入ると一転、和モダンな感じです。
15時20分ごろだったので混んでいて、チェックインの案内まで少しお茶を飲んで待ちました。
チェックイン自体はスムーズで好感がもてました。
SPGアメックスを持っていて、ゴールドエリート会員でしたが、特に部屋のアップグレードなどは無しでした。
まあ仕方ないですね。
丁寧に客室まで案内されました。
客室
廊下はこんな感じです。
3階が最上階で天井が斜めです。
これは敢えてやっていると考えます。フラットにして空間を狭くするより、最大限広くしようという意図だと思います。
ただ、このクラスのホテルにしてはクロスの質感は普通です。
天井斜めにした分予算が足りなかったのでしょうか。
客室玄関です。
玄関前はタイル張りで客室プレートの下にあるマークはこのホテルのトレードマークのようです。至るところにあります。
置いてある照明は良い雰囲気です。
客室は月の音という部屋で下から2番目の部屋です。
部屋は広いです。ベッドボードの間接照明は個人的に好きです。
窓も広く壁には飾り棚もあり、テレビ周辺は漆喰風の家具でシンプルにまとまっています。
どうでしょう、1泊5万なら良い、10万円なら物足りない、そんな感じの内装です。
水回りは普段は開放しておいて引戸で仕切る最近流行りのスタイル。
洗面台は本物の石ですし、シャワーブースの小さいタイルもオシャレで質感が高いです。
廊下から続く床のタイル張りは良いですね、
高級感があります。
ベッド側と比べて水回りの質感はかなり高く、素晴らしいです。
アメニティ周りは京都感があります。
ドライヤーはなんとレプロナイザー4Dプラス!これを置いているホテルはまぁないです。超高いドライヤーです。5万越えだったはず。
女子はテンション上がるでしょう。
バルコニー周りの風景です。
目の前に嵐山が広がる部屋はスイートだけみたいです。でも十分嵐山が見えて気持ちのいい空間です。
ここでお茶を飲みました。
この椅子の間の丸いテーブルは焼き物のような質感で中々いいものでした。こういうお金のかけ方は好きですね。
庇が長い建築なので仕方ないのはわかるのですが、ちょっと樋の存在感がありすぎなのが残念でした。
浴衣を着て貸切露天風呂に行けます。可愛いデザインです。
特製の石鹸がありました。記念に持って帰りました。とてもいい匂いがします。
次回はシャンパンディライト、貸切露天風呂、朝食について記事にします。
この記事が誰かの役に立てば幸いです。
それではまた!
コメント