一級建築士試験を受験される人にとって資格学校はどこに行ったらいいのかというのは高い関心があると思います。
高いお金を払いますし、やるからには合格したいですから。
今回は一級建築士の資格学校の三大勢力である総合資格学院と日建学院とTACついて偏見ありまくりで解説します。
ちなみに私は総合資格学院に通いました。
深く考えたわけではなく、働いている会社に営業に来ていたのでそこでサクっと決めました。
ストレート合格したから良いのですが、落ちていたらこのサクッと決めたことを後悔していたかもしれません。
試験勉強をしているうちに両資格学校のキャラも見えてきましたので、今回記事として書いていきます。
そもそも資格学校は行かなければダメか?
これは結論から言うと
・学科は独学も可能
・製図は学校に行くしかない
合格法の記事でも書きましたが、製図試験は対策本も売っていないですし、解答例とかも手に入らないので独学で臨むのはほぼ不可能です。
対して学科試験は学校に行くと生の授業を受けられて、レベルの高い教材が手に入るというメリットはありますが、独学でやれないことはないです。
ヤフオクとかに売っている法令集の線の引き方の本とか教材を買って過去問を繰り返し解けば、合格はできます。
個人的な意見としては余程お金に困っていなければ、素直に学科から学校に行けば良いと思います。
総合資格学院
総合資格学院はシェアが大きく、最大手です。
まとめると以下のような点が特徴です?
・営業熱心
・生授業主義
・学校数が多い
・授業料が高い
日建学院との差はまずは営業力ですね。
総合資格学院の営業は大学から企業までしっかり営業に来ます。
そのへんは頑張っています。
ただ、タチが悪いのが何も知らない学生や新入社員にボッタクリとも言える2年プランなるものを勧めて法外なお金を請求してきます。
これは本当にクソです。
学科対策は1年で十分です。そんなこと総合資格もわかっているのに2年プランを勧めてきます。絶対に2年プランは断ってください。
授業はDVDより生が多いですね。
学科数も多いです。めちゃくちゃあります。日本のどこに住んでても多分近くにあります。
授業料は高いです。今はいくらか知りませんが、私の受験時は日建学院の1.3倍くらいしました。
やたら追加オプション講座を取らせようとしてくる点もマイナスです。金儲け主義なところが総合資格は強く感じられます。
日建学院
日建学院は通っていないので、知人から聞いた話になってしまいますが、以下のような感じです。
・授業はDVDが基本
・授業料は総合資格より安い
総合資格より全体的にあっさりしているようです。製図試験対策はしっかり教室授業でやってくれるみたいです。
総合資格よりオプション講座を無理やり受けさせようとしてこないようなので、そういう金儲け主義が嫌いな人は日建学院が良いのではないでしょうか。
TAC
とにかく安いのが特徴です。総合資格の半額くらいで講座を受けられます。安いから低品質かというとそういう訳ではないようで、合格者も普通に出ています。
総合資格や日建ほど、課題数が多くなく、手厚くサポートしてくれないみたいです。
ですが、自主学習力が高い人はTACで問題ないと思います。
学校に縛られて、厳しい環境に身を置かないと勉強出来ない人は総合資格か日建学院にしたほうが無難です。
ちなみにTACは資格学校業界では総合資格よりはるかに大手企業です。
結論
お金をどれだけ突っ込んでも今年合格する!というひとは総合資格
総合資格ほどはお金を払いたくないが、合格したい!という人は日建学院
学校頼みにならず自主的に勉強ができる人はTAC
という判断でいいと思います。
必要なお金と自分の意気込みを天秤にかけて選んでください。
今回の記事が誰かの役に立てば幸いです。
それではまた!
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